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福音 【Evangelion】

思いっきり大上段から振り下ろしちゃった感のあるタイトルですが、心配しないで!

 

その内容は筆者渡邉意志の

「今日ウチなー、こんないいことあってんねんでー(*´ω`*)」

 

という帰宅した小学生の道草報告みたいなヤツですんで!!

 

 

本日の稽古場は、仙台市宮城野区にある施設「宮城野区文化センター」の一室でした。19時始まり。

ところでこの建物は地下一階に図書館があるのです。19時閉館。

 

私が現地に到着したのは18時50分。稽古が始まり図書館が閉まる10分前。

この前参加したワークショップで大いに興味を惹かれた平田オリザさんの本を借りたかった私は、まず図書館に駆け込んだ。

 

『演劇入門』と『演劇のことば』

幸いにしてどちらも在庫アリだったが、どちらも閉架書庫…。

借りるためにはまず、司書の方に頼んで書庫から持ってきてもらわねばならない。

 

(こんな閉館ギリギリに来て、手間のかかる閉架書庫の本を出してもらうのも悪いなあ…)

そんな思いがよぎって気が引けつつも欲求には勝てず、カウンターの男性に票を見せてお願いする。男性は嫌な顔ひとつせず、少々お待ちくださいと丁寧に対応してくれた(o^―^o)

 

ほどなくして男性は二冊の本を持って現れ、貸し出しの手続きを始める。…その途中で、

 

「…演劇、されているんですか?」

 

と、尋ねられたΣ(o・Д・o)

 

「ええ、そうなんです。実はこれからココで稽古でして」

 

ちょっと嬉しくなって、聞かれもしていない情報まで提供する私。

 

 

「そうですか!僕、ちょっと前まで舞台とか観に行ったりしていたんですよ」

 

「えー、ホントですか!?」

 

「はい、観てましたねえ…劇団航海記とか

 

 

 

……

 

 

 

ええええぇっ!!!!????∑(゚ω゚ノ)ノ

 

 

「みみみ、観てたんですか…?」

 

「ええ。僕の友達の奥さんが航海記で役者をしていた繋がりで…」

 

そう言って、航海記メンバーの名前を挙げる男性。…ホントだ。ホントに観てくれていたんだ。

 

 

「あ、ありがとうございます。実は私、航海記の者です…」

 

「ええっ!?」

 

 

男性が話してくれたのは、劇団航海記の第4回公演「鬼神楽」の思い出。遡ること7年前、2010年の舞台。

 

自分だけの感覚かも知れないけれど、震災前の記憶は実際の年数よりももっと遠くの過去になっている気がする。

 

そんなに昔の舞台のことを、観ていて今まで憶えてくれている人がいた。

おそらくそれぞれの震災を経て、今日という日のこの場所で再び会って、あの頃を話すことができた。

 

巡り合わせには良いものも悪いものもあるのだろうけれど、今日のこの導きには福音を、「大いなる力」を感じずにはいられなかった。

 

 

というわけで、ありがとう大いなる平田オリザ!!

 

 

 

…と、ここでふと我に返る。今の状況はこうだ。

 

・目の前に7年前の舞台役者

・その役者は、今も演劇活動中

・借りようとしている本『演劇入門』

 

 

…マズい。

 

 

「このヒト7年経ってもまだ”入門”止まりかよ…」

って思われてるか!? ガビ━━Σ(ll゚艸゚ll)━━━ン!!

 

ここは平田オリザ氏に成りすまして、

「やあチミぃ。吾輩は平田だよ。実は吾輩の本をリサーチしている途中なのだよチミぃ」

などと誤魔化そうかと一瞬考えたが、平田オリザ氏が「吾輩」とか「チミぃ」とか言うのかどうかわからなかったので、やめた。(そもそも全然似てねえし)

 

 

 

演劇は、観られているだけじゃなくて、刻まれているんだな。人に。

 

 

自分の中の演劇が、ズシリと重くなりました。良い気分です。渡邉でした。

 

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